潮風会 PHOTO GALLERY ＃８
平成１４年３月、伊豆七島 大島にて。
３月２４日の日曜日、天候悪化で中止となった１月例会の振替として、伊豆大島で例会を実施しました。
今回は、元潮風会会員の寺島氏がめでたく復帰参加され、総勢９名の参加となりました。２月例会のリベンジとも重なり、否が応にも気分が盛り上がります。
当日は伊豆大島の椿祭り期間中でもあり、すごい人手となっておりましたが、意外と釣行者は少なく、どの磯も比較的楽に入ることが出来そうな雰囲気でした。
ですが、天気予報では南西の強風が吹くとのことでしたので、大島の表磯はあきらめ、裏磯で竿を出すことにしました。
大島到着後、２パーティーに分かれて、それぞれオオツクロと大番根に入磯、実釣開始です。
大島に着いて情報を入手すると、前日まで１６度あった水温が、一気に１４度まで落ち込んだとのこと。これは苦戦が予想されます。実際その通りとなり、
会長たちの入ったオオツクロでは、エサ取りも口を使わない状況。全く魚が当たらなかったそうです。
大番根には５名で入りましたが、ここは磯の先端にはロープを使って渡る必要があるため、内野氏と酒井氏の２名のみ先端に渡り、残る３名は陸寄りで竿を
出すことにしました。けどここも水温低下の影響が出ており、陸寄りでは上物狙いでベラのみヒット。唯一底物狙いで竿を出していた坂田氏にも、アタリが出
ない状況でした。
しかし、朝の９時頃、まず先端に入った酒井氏に３０ｃｍ級のメジナがヒット！次に、同じポイントで内野氏にヒット！！いずれも磯際で釣れたそうです。
特に内野氏の釣ったメジナは４０ｃｍ、１ｋｇを越す良型で、この悪条件の中、実にお見事です。２月のリベンジも見事果たしました。そう、このときは、誰しも
がそう思っていたのです・・・。
だがここで信じられないアクシデント発生！内野氏のメジナはドンゴロスに入れていたのですが、なんとロープの結び目が緩んでいたのか、魚がドンゴロスごと
海に落ちてしまったのです。これには一同、目が点の状態となりました。結局内野氏のメジナは幻のメジナとなってしまい、そのまま例会は終了。結果、残ったのは
酒井氏のメジナのみという、少しさみしい結果となってしまいました。
実に残念な結果となった今回の例会ですが、この悪条件の中でも、キチンとメジナを釣る両氏の腕前には脱帽ものです。さすが当会きっての上物釣師と言った
ところでしょうか。
シーズン的にはメジナも終盤ですので、これからは底物やイサキ、回遊魚狙い等がメインとなってきますが、両氏には更なる活躍を期待したいと思います。
リベンジは続く・・・。
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