潮風会 PHOTO GALLERY #30

平成15年10月、南房小湊にて。


松本島からタコ島方面を望む。  一昨年の例会で南房の小湊に釣行して以来、毎年秋の例会に小湊釣行を組み込んでいましたが、去年は天候の影響で、やむなく中止となりました。
 今年は天気も良くなり、無事例会の運びとなりました。ところが・・・。

 今年は6名で釣行です。午前5時に新傳丸が出船する小湊の寄浦港に集合、5時半に出船なのですが、長里が仕事の都合で一人遅れて到着となるため、 先発5名が1番船で出船することになりました。
 遅刻の長里は5時45分に到着。2番船を待ちますが・・・一向に来ません。
他の客と「遅いなぁ、おかしいなぁ」と言ってますと、6時半頃に船が戻ってきました。
しかし、なぜか会長が乗ってます。
 会長に理由を聞いてみますと、「渡れる磯がないよ!」とのこと!?港から見る限り、海は凪いでいるようですが、イヤな予感がします。
 けど、船が港を出ますと、たしかにほとんどの磯が波で洗われていました。サメ島、須田島も渡れる状況ではないようです。 新傳丸の船長も、「今日の波はオカシイ」と言うようなウネリでした。磯の低い房総ですから、こうなっては仕方がありません。

松ヶ鼻の図。右の写真はウドリ島です。
 そこで、当日は全員、寄浦港を出て右側にある、松ヶ鼻周辺での釣りとなりました。 サメ島等に比べると、若干潮通しが良くなさそうですが、ウネリの影響がいくぶん少ないですし、一週間前に大型のイシダイが出ているので、 十分期待は持てます。1番船の佐野氏、野地氏、寺島氏、上物狙いの酒井氏が松本島、2番船で会長と長里がウドリ島に渡礁し、釣り開始です!

カワハギがブラさがっております(丸印)  松本島もウドリ島も全員、イシダイが出たというワンドの中心を狙って釣りますが、ときおり来るヨタ波に気勢が削がれます。 これから上げ潮だというのに、どうなることやら・・・と、思っていたら、沖で警戒していた新傳丸がすっとんできました。
やはりウネリが良くないらしく、ウドリ島は撤収です。会長、長里も松本島に移り、釣り再開。 こちらも足元を波が洗いますが、まだ釣りが出来ないほどではありません。 エサ取りの反応が少しづつ出はじめた頃、佐野氏にヒット!・・・しかし良型のカワハギでした(笑)。


松本島で記念撮影。この後、撤収です。  そうこうしているうちに、いよいよ上げ潮になり、ウネリが高くなってきました。 松本島も頻繁に波が洗うようになります。
う〜ん、大丈夫かなぁ〜と思っていたら、目の前のタコ島ハナレで釣っていた他の釣り客が撤収です。
これは早上がりもありえるなぁ・・・と検討していた矢先、ドッパーンッ!!と大きなヨタ波!全員ブヌ濡れです。
そして午前11時、とうとう松本島も撤収の早上がりとなりました。

 結果、釣果は佐野氏のカワハギ1匹のみ。う〜ん残念です。毎度のことながら、房総の磯には泣かされます。 これは来年もリベンジしなくてはいけませんね(笑)



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