潮風会 PHOTO GALLERY #82

平成20年4月八丈島例会


八丈小島のコウダテ。  2002年の40周年大会から、早いもので6回目の八丈島例会です。
 この間、一度の中止もなく恵まれた例会となっていますが、今回は前日までの東海汽船が着かないほどの西強風!が続き、さすがに危ぶまれましたが・・・
例会当日には風もおさまり快晴!!申し分なしの好天に皆の期待も膨らみました。





・・・というのも今回の例会、なんと管理人が当日に風邪の高熱でダウン!雨男が不参加のため、晴天に恵まれたと思いマス(笑)
 そういうわけで、以下は福田会長のレポートです。


4月5日(土):初日
 例年通りに早朝、羽田空港に集合、今回は総員8名参加です。
 ところが最近の羽田は渋滞が慢性化し、今回も30分遅れで離陸!!10時の出船に間に合うか気をもむ状態に・・・。
 八丈島には朝9時ごろに到着、ドタバタしつつ渡船「優宝丸」に駆けつけたのが10時過ぎ、他船の2便も出たあとでした・・・。
 とりあえず天気快晴なれど昨日のウネリが残る中、八丈小島に向けて出船です。

全君、良型のワサです。  当然ながら一の根、小地根は先客あり。無理と言われていたカンナギも他船の磯換え客が乗っており、磯は混雑状態。迷いながら船長と相談した結果、福田会長、奥村君、全君でコウダテに渡礁。
 阿部さん、長谷川君、長富さんは小島を一周して結局トモウジへ渡礁しました。

 しかし渡礁後すぐに風が北寄りに!コウダテ先端部はウネリで波をかぶり、しかたなくチャカ着け場で3人竿を出すはめに。
 ここ数日、誰も竿を出してなかったのか、竿には何の反応も出ず、潮もほとんど動かず苦戦です。
 1時間ほどでしょうか、コマセも効いてきたか、時折小ワサの小さな当たりが出はじめる。だが竿下、遠投といろいろ試すも元気のある石物のあたりは出ない。
 そんな退屈なアタリの中、ようやく全君が38cmのワサをゲット!
八丈島初デビューでこの状況下の1匹は素晴らしい釣果です!!
 会長と奥村君は5時の納竿まで竿を絞るアタリはないまま、ついに初日終了。「明日はカンナギへ乗るぞーっ!」と、コウダテを後にしました。

左:阿部さん良型のワサ! 右:長谷川君、カンムリベラです。

 トモウジ周辺は丁度北風の裏になるため、釣りはしやすかったそうです。しかし潮の動きとエサ取りに終始悩まされる状況に。
 長谷川君も長富さんも、1キロ超のカンムリベラに翻弄される始末・・・。
 そんな中、阿部さんがようやく良型のワサを2枚ゲット!後ほど島の上州屋で検量してみると40cmと37cmでした。


左:さっそく食べられるワサ 右:タンポポさん、豪華料理です!

ご馳走の中、乾杯!!  地磯に行った一鷹さん、佐野さんの二人は南原周辺で竿を出し、佐野さんは底物狙いで反応なし、カゴで上物狙いの一鷹さんは、5号ハリスをブッチぎっていった大物のアタリが一発きただけで他の釣果はなかったとのこと。残念ですね。
 夜の宴会で初日の成績発表後、乾杯!おりしも開催中の全日本イシダイ選手権、関東支部磯投げ大会に明日のビッグワン提出を狙い、釣り談議に花が咲く。
 タンポポさんのご馳走の中に、全くんの今日釣ったイシガキが、タンポポマスターのさばきで花を添えました。


4月6日(日):二日目

福田会長と一鷹相談役。  最終日は風、ウネリとも全くなし、海上はベタ凪!
 阿部さん、長谷川君、長富さん、奥村君、全君の渡船組はカンナギを取るべく4:30出発で優宝丸に!。一鷹さん、佐野さん、福田会長の地磯組も、八重根堤防へ同時間に出発!
気合入ってます!!

 しかしさすがに日曜日、堤防先端には既に5〜6人の釣り人が入ってます。幸い先端角が空いていたため釣り座を確保、夜明けと同時に釣り開始です。

 会長と一鷹さんは、連日八丈島のHPを賑わしてる60cmクラスのシマアジ狙い。しかし潮が全く動かず、遅れて始めた一鷹さんの一投目で、ようやくウキが入ります。
 これはムロアジでしたが、「おっ!魚いるよーっ」と、少しテンションが上がります。しかし・・・この日の堤防は大ハズレ。とにかく居並ぶカゴ、カゴの竿が誰も曲がらない状態。5時間ほど投げ続けてもエサは残ってくる状態、そのうち南風が吹き始めミチイトが流される始末・・・。

カメでした・・・。  隣の人の竿が突然満月状態に!大物を掛けた様子。でかい!!やっと青物登場かっ!?と期待するが・・・
な、なんとカメ!でした。で、結局竿が曲がったのはこれだけで、30分ほどやり取りし堤防の入り口まで運び、玉網に入れたようです。その後のカメの運命はいかに・・・!?
 底物狙いの佐野さんもまったく反応無し、10時に諦めて納竿です。シマアジは何処へ行ってしまったのでしょうか?





左:一の根の阿部さんと長富さん 右:奥村君、カンナギにて快釣!

 八丈小島も混雑していたようで、早朝出発したにもかかわらず、カンナギは先客一人有り。ということで渡船組は、奥村君、全君の二人が先客の一人とカンナギへ、阿部さん、長谷川君、長富さんは一の根へ渡礁しました。
 しかしこの日も潮の動きが悪く、一の根は完全に潮裏状態でアウト。カンナギは写真を見る限り、チャカ場とその裏で竿を出したようです。で、その裏側が大正解で、奥村君が今回例会最大のワサ44cmをゲット!お見事です!!
 おしむらくは竿を完全にのされた全君の大物一発でしょうか。これがバレなかったら、また状況は変わっていたかもしれませんね


 PM4:00に宿にて表彰式です。結局、前日の4名が皆1番下がりとなり、またまた奥村くんの3年連続、春季大会優勝となりました。おめでとうございます!!
 帰りにペンション タンポポから見る小島の風景は、湖を見てるような海の静けさだったそうです。こうして、好天に恵まれた例会もあっという間のに終わり、みな満足顔で八丈島をあとにしました。

来年もくるぞぉっ!!

また来年です!!





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