 ５月の例会は、（株）シマノ特別協賛の、ＴＦＣ大島石鯛釣り大会に参加しました。石鯛釣り大会とは言っても、ちゃんと他魚の部門もあり、上物狙いの方も参加できるようになっています。 ただし普通の大会とは異なり、石物部門は上位１〜１０位までが表彰圏内です！！ 他魚部門も１〜５位まで用意されており、これは気合が入りますね！！ 
ということで、例会参加は久々の９名が揃いました。 しかしどうしたことか、こういう日に限って、大会当日は南西強風。あれだけ接岸していた黒潮も遠くに離れてしまい、伊豆七島全域が冷水塊にのまれています。 風向だけ考えると、大島の東側海岸（裏磯と呼びます）が釣りやすそうですが、春の大島は西側の表磯を釣るのがセオリー。 ここはやはり、いつものトウシキか・・・と、全員吹きっさらし覚悟で一目散に島の南端を目指しました。 
南端のトウシキは、若干東側に向いているため、南西風は真横から吹いてきます。 思ったほどのウネリもなく、風さえガマンすればなんとかなりそうな気配。 それぞれトウシキの橋〜シンデンの間に散らばり、釣り開始です。 ・・・しかし、イヤな予感が的中し、アタリが全くでない！朝のうちはエサは取られるのですが、石物らしい反応は全くナシ。 この日は一年で一番、潮干狩りに適した大潮らしく、時間がたつにつれ、どんどん潮が引いていきます。これはあせります！ そしたら、橋とシンデンの真ん中（トップの写真）で竿を出していた長谷川君にアタリが！一同期待！！・・・しかしどうやらウツボのようでした。 
写真はうっすらとモヤがかかってますが、これは波シブキによるものです。 福田会長は橋の目の前にあるハナレ磯との間、寺島さんはハナレ磯のキワを執拗に攻めますが・・・こちらも全く石物の反応はナシ。がっくし・・・ 上田さん、佐野さんは、反対側で石物、ブダイ狙いです。追い風まかせで遠投を繰り返しますが、こちらも反応なし・・・ 
え〜、あまりにもヒマなので、シンデンにて記念撮影です（笑）新しい潮風会の帽子とライフジャケットですが、このような感じになります。そして潮もだいぶ下げきった頃合でしょうか、あ〜ついに釣りを諦めた上田さんと佐野さんの姿が遠方に見えます（笑） その１０数分後、「今日はもうダメだね」と、柳君も管理人を残し撤収（笑） 私もリミット３０分前までガンバリましたが、とうとうエサが全くかじられない状況にギブアップ！！この頃から、みなさんちらほらと撤収に入りました。 
唯一上物狙いの加藤さん、トウシキを右から左に移動してがんばってましたが、獲物は小メジナとサンノジのみ。同じような頃合に撤収してきました。 そして最後まで釣りを続ける寺島さんと会長。駐車場で見ていると、寺島さんは竿の片付けを始めたものの、会長は竿を手持ちに構えています。 「 絶対にタダでは戻ってこないからね〜」とか、みんなで話をしてますと、本当にその通りになりまして、一番最後に戻ってきた会長は、検量ギリギリサイズのブダイを手にしてました。 「やっと出た一回こっきりのアタリ、執念で食わせたぞっ！」・・・おみごと、脱帽です。けどちょっと小さいですねっ（笑） 
昼には岡田港にて検量です。こうなれば他がどれだけ釣ってるかが非常に興味のあるところですが、石物の部は、なんと提出が１枚のみ！唖然っ！！たしかに天候には恵まれていませんでしたが、これだけの人間が竿を出してこの結果は意外でした。 いつも大島でお世話になるＷ氏の話では、黒潮が接岸していたときには、けっこう釣れていたとのこと。う〜ん、タッチの差ですね。残念です。 ということで今回の大会は、以下のようになりました。 入賞されたみなさん、おめでとうございます！！ 平成２１年 ＴＦＣ大島石鯛釣り大会成績表（敬称略）
あまりにも型のいいサンノジが多く、わずかな期待に掛けた会長のブダイ入賞もならず！残念っ！！ しかし、唯一の石物は、やはり我々と同じトウシキ周辺で出ていたということで、釣り場選びは間違いでは無かったのが、せめてもの救いです。 そして、抽選会の景品に回された石物２位の賞品を、最後の最後に上田さんがゲット！良い場面は一番最後におとずれました（笑） ということで、我々だけでなく全般的に振るわなかった今回の釣行ですが、春の釣りは始まったばかりです。次回に期待しましょう！ 
みなさま、お疲れ様でした！ |