全磯連関東支部所属「池袋磯釣倶楽部」 「深川磯釣研究会」 「潮風会」 の三会による合同例会も７回目。今回も去年と同様、秋に開催。 ただ今回は各会の会長と合議の結果、磯割りを抽選とせず、前もって各会希望の磯への割振りとして実施。ぞんぶんに釣って頂きましょう！ということで、６日未明に石廊崎の喜美丸宿の前に集合！！ 
夜明け前は雨模様なものの、日が昇ってからは降ったり止んだりという天気。気になる風も、なんとか出船できそうな感じで、例会は予定通り開始。 今回は大根に深川磯釣研究会、トビ根とウノ根に池袋磯釣倶楽部、大根小島とカツオ島に潮風会、という磯割りで、まずは１便でカツオ島以外のメンバーが出船。ところが、数十分して船が戻ると、なぜか会長と阿部会員、加藤会員、奥村会員が船上にいる！？ 「ウネリで小島とウノ根は乗れないよ！」ウノ根を予定していた池袋磯釣倶楽部は大根に乗り、潮風会だけ戻ってきた始末。とほほ。雨男の管理人と、某嵐を呼ぶ男の組み合わせジンクスは生きていたか・・・。 「それならば全員でカツオ島だっ！」と意気込んで、潮風会総勢は２便で再度出船！！ 
底物狙いの福田会長、寺島副会長、阿部会員、奥村会員、管理人こと長里の５名、上物狙いの加藤会員、上原会員、そして体験釣行で参加したＷ氏の３名、全員がカツオ島の裏本場に渡礁。見れば左から右向きに流れる下り潮の大激流！！ 「秋のこの時期に、こんな下り潮は見たことない！」と会長の弁。とりあえず竿を出しながら様子を見て、行けそうならば潮表になる表本場に歩いていく作戦としたものの、表側は早い流れ＆風によるウネリとシブキで、とてもじゃないが竿は出せそうにない。 
早い下り潮に仕掛けも落ち着かず底物釣りは苦戦！そんな中でも奥村会員、執念でヒット！・・・しかしアカハタ（笑）でも小さい石モノらしき反応が出始めた。 「ならばナイロン仕掛けだ！」と会長、ものの数投で小型ながらワサをＧＥＴ！それを見た寺島副会長もナイロンに変更し、ワサをヒット！！しかし型が小さい。 「この下り潮こそ、小島で待ち望んでいた潮なのにっ！」「大根はいい釣りになってるんじゃないかなぁ」ちょっと消化不良気味の底物釣りとなった。 
逆にこの下り潮は、上物狙いには絶好の条件！裏本場の先端で加藤会員、Ｗ氏も好調にメジナを釣り上げている。しかし、こちらもなかなか良型に恵まれない。 それどころかイサキがバンバン釣れる。まるで５月の例会と逆な状態。海の中は春なのか秋なのか！？ 上物狙いに転向した福田会長、ようやく執念でオナガをＧＥＴ！さぁこれからか？というときに、喜美丸が早上がりを告げにやってきた。 よく見渡すと、平穏なのはカツオの裏本場ダケで、遠くの大根、トビ根はとんでもない波シブキに襲われている。これからさらに天候が悪化するとのこと。やむなく昼の１２時に釣り終了となった。 
「さぁ大根はどれぐらい釣れてるだろうかっ」と港に戻ってみると、やはり皆さんたくさんの良型ワサを釣っている。そんな中にひさびさの３ｋｇ超のイシダイ発見！聞けばなんとトビ根で釣れたとか。上り潮有利のトビ根でこの釣果。おそれいりました。 さっそく港で検量開始。カツオ島以外の磯は、底物は好調なものの、やはりメジナは今ひとつ振るわずという結果に。成績は以下のようになりました。 
大会結果報告（敬称略） 石物の部 （※イシガキダイよりイシダイが上位になります） １位：杉山氏（池袋磯）トビ根 イシダイ ５７．７ｃｍ ３，６５０ｇ ２位：植竹氏（深川磯）大根 イシダイ ３９．１ｃｍ １，１５０ｇ ３位：奥村氏（深川磯）大根 イシガキ ４０．０ｃｍ １，１５０ｇ メジナの部 １位：渋谷氏（池袋磯）トビ根 ３７．６ｃｍ ９００ｇ ２位：上原 （潮風会）カツオ島 ３３．５ｃｍ ６２０ｇ 他魚の部 １位：渡辺氏（深川磯）大根 タカノハ ３６．７ｃｍ ６８０ 
７回目を迎える３会合同大会ではもっとも釣果の出た今回。惜しむらくは上原会員のメジナが２位に入賞したのみで、カツオ島は撃沈！潮風会としては無念！！ しかし悪天候の中、事故もおきず釣果も出て無事大会を終えられたことは喜ばしいことでしょう。 来年の８回目も大いに釣果で恵まれたいものですっ！ 最後になりましたが、今年の大会も便宜を図って下さった「喜美丸」さんにお礼を述べるととともに、例会成立に尽力頂いた池袋磯釣倶楽部の田中会長、深川磯釣研究会の田上会長、そして当会の福田会長、寺島副会長に感謝の意を表します。 本当にありがとうございましたっ！ 
来年またお逢いしましょう。 |