２４年新春初の例会は、マルキュー協賛の新春大島のメジナ釣り大会で開始。右の写真は、トウシキのいつものポイントでの釣り風景。例会当日は管理人のマジメな初詣の成果もあり、晴れ、風ほぼ無し、うねり適当有り、水温１６度程。外気はちょっと寒い・・・以外は、これまでで最も条件に恵まれたコンディションであった。 
船は予定通り大島の岡田港に到着。桟橋で迎えてくれた大島釣行でいつもお世話になるＷ氏と会話し、どの磯も良いコンディションとのことで、ここはやはり潮風会の定番場所に決定！即時車を走らせる。 到着後はトウシキのヒバル〜橋にかけて散会。メジナの活性も高そうなので期待に胸が膨らむ。 
口太の多い中、最大の４２ｃｍ尾長はハリスを飲み込みナイロンがガリガリに傷付いてたが、切れなかったことに「こんなこともあるんだなぁ」と驚いた。 ３０ｃｍクラスはみな放流、合わせると釣果は軽く二桁を越える結果となった！ 
阿部会員の言うところの「長里ポイント（笑）」には、今回、阿部会員と加藤会員の２名で竿出し。阿部会員いわく「もう少し海は荒れてても良かった」とのことであるが、こちらも終始順調にメジナを釣り上げている。ここは２年前に大型メジナに何度もプツンプツンやられている記憶がある。３号竿ぶり上げ、ドラグ重視の両軸リール派である阿部会員、今回は鈎にネムリバリ「あわせちゃダメジナ」で挑戦！ これが正解で、今回最大の４４ｃｍ尾長メジナを筆頭に、快調に魚をブリ上げる！中には１ｋｇ超のイスズミのオマケもついてきた（笑）。  
お昼には岡田港で大会の検量。これだけコンデイションが良ければ各磯の釣果も良く、けっこうな数が検量に持ち込まれている。なんとか入賞を期待したいところだが、ＴＦＣの釣り大会は１匹の全長ではなく重量制である。これは検量に出さないと分からない。 結果は以下の通りとなった。 平成２４年 マルキュー杯争奪 大島メジナ釣り大会成績表 ※敬称略 ＜メジナの部＞ １位：遠藤吉一 １２７０ｇ ４３．３ｃｍ ２位：赤松三津男 １２３０ｇ ４２．９ｃｍ ３位：南澤幸雄 １２００ｇ ４３．４ｃｍ ： ： １０位：柳司雄 ９９０ｇ ３８．７ｃｍ ＜他魚の部＞ １位：森田昌夫 イズスミ ２２１０ｇ ２位：山口隆昌 イズスミ １８００ｇ ３位：亀地恒夫 イズスミ １６２０ｇ ４位：阿部哲夫 イズスミ １４４０ｇ 他魚で圧倒的にイスズミが多いのが今回の特徴であるが、残念なのは阿部会員のオナガ。４４ｃｍで全長では文句なしの大会トップ！１０８０ｇだが、メジナなら５位入賞のところ、運がいいのか悪いのか、他魚のイズスミが４位となり、これが順位が上なので採用されてしまった（大会は一人一魚種入賞規定）。 メジナでは幻の５位となったとのこと。毎年重量制で当会は泪をのむことが多くなった。 
メジナは柳会員が１０位に入賞、表彰式を終えて、無事新年一回目の例会も終了した。 大会の結果は結果として受け入れているが、ＴＦＣの重量制の検量規定は問題点があると、福田会長はかねがね進言している。 全磯連のように全長の検定規定だと、その場でメジャーや柄杓、バッカン等、長さの基準のつくモノがあれば自分でも計測でき、大きいものだけを残し小型は釣り場で放流できる。 しかしＴＦＣの重量制だと、似通った重さはグラムでは判別出来ないので、すべて検量所に持ち込まねばならない。 今回も福田会長、判別のつかない１ｋｇ前後を３匹も検量台にのせるはめになった。他の釣り人も随分と一人で複数の魚を検量する風景を見た。 数年前のＴＦＣ三宅島石鯛釣り大会でも同様の話が出たことがある。復興の一助＆三宅島の魚資源保護として、大会参加者に小型放流を促していたが、重さをパっと判断できるのは、かなりの玄人釣師しかいない。 ましてや大会ともなると、ｋｇ＋グラムの争いになるので、結局微妙なサイズは検量台に乗ることになる。今回も同じ問題が出たということである。 資源保護のためにも、ぜひともＴＦＣ事務局の皆様にご一考願いたいと考えてます。 |