潮風会 PHOTO GALLERY ＃１２
平成１４年６月、伊豆大島にて。
右の写真は、伊豆大島のアワイ下での釣り風景です。６月の例会は、毎年伊豆大島で行われる、全磯連関東支部主催の海防演練に参加しました。
ＴＦＣ（東海フィッシングクラブ）が主催する伊豆七島での釣り大会も、残念ながら本年より中止となってしまい、最近は東海汽船の出る竹芝桟橋に、
全磯連の会が集結する機会がめっきり少なくなってしまい、少し寂しい感じがしていました。しかし、本日は全磯連関東支部主催の大島海防演練とあって、
久々に竹芝桟橋が多くの会で賑わっています。やはり全磯連に所属するだけあって、各クラブとも海難事故防止への取り組みには、非常に前向きです。
海防演練は梅雨時に実施される大会ですが、なぜかこの大会はいつも晴天に恵まれるジンクスめいたものがあり、例年、大島元町桟橋で
大汗を拭きながらの演練となることが多いのですが、今年は薄曇りで、体力的にもとても恵まれた条件となりました。
東海汽船は早朝６時に大島岡田港へ入港。ここから１０時までの３〜４時間程度が釣り大会となっており、各会毎に思い思いの磯へと散っていきます。
我々潮風会は、今回は底物５、上物１の計６名と少ない参加でしたが、車２台で近場のアワイ下へと向かいました。
急いで釣りの支度をし、やっと第一投を入れたときには、既に日も高い朝７時前。夏場の大島での釣行は、この時間からの釣りとなるのが
辛いところです。しかも・・・潮は全く動かない、エサはなくなるがアタリはでない、と実に悪いパターン。
そのままドラマ無しで３時間があっという間に過ぎてしまいます。フカセの酒井氏も終始２０ｃｍクラスの子メジナと遊んでいました(笑)。
寺島氏から唯一「竿をのされたが根にはいられ取れなかった」との報告が入りましたが、とうとう全員釣果なしでタイムアップ。残念です。
その後、本大会のテーマでもある「釣り場のクリーンアップ」に協力し、釣り場周辺の清掃、ゴミを収集し、大島元町港へと向かうことにしました。
１１時から元町港の桟橋で、全磯連関東支部主催の海難事故防止演練が開始されました。遭難者を巡視艇、漁船、ヘリ、または舫銃等々で
救助する演練は実に有意義なものでした。この模様は取材にきていたNHK・TVの当日のニュース番組でも放映されました
（演練の詳細は右の画像をクリックして下さい）。
釣り大会の結果はと言うと、イシダイの１位（６９ｃｍ、５．６Kg）が元町桟橋！？であがったものとのこと。各磯をめざした多くの釣り師は
惨敗に終り、表彰式でタメ息をついた・・・という、今回の大島釣行でした。
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